すみれS(OP)

◎ ケイティクレバー


小林徹弥J騎乗。
ハービンジャー産駒。



4走前の黄菊賞(2歳・500万)以来2回目の馬券購入。
本来的には前走の若駒S(3歳・OP)も買うべきだったが、ここでは別の馬に浮気をしてしまった。(フォックスクリーク・5着)ここで圧倒的な勝ち方をされてしまいとても反省したのをしっかり覚えていて、次こそは、とずっと待っていた。
今回は条件的にも楽逃げ可能でメンバー構成も手薄。坂のある阪神で京都ほど直線が楽になることはないと思っていたが、開幕週の馬場・ペース・そもそもの地力の違いなどを考えれば十分押し切り可能だと踏んで、期待の気持ちが非常に大きい勝負をうった。




ゲートが開いた。
いつも通りじわっとハナをとってマイペースに持ち込む。1角を向かえた時点で勝ちを確信したほどの万全のレース展開。極端なスローペースには落とさず単調に逃げていく。4角でグンっと後ろを引き離した時点で勝ったな、と思ったが1頭だけ飛んできた馬がいた。
キタノコマンドールだ。
コマンドールというのはフランス芸術文化勲章の最高位らしいが、その名に恥じない馬かもしれない。4角の手前ではまだ最後方にいたはずなのに、前が止まってるわけではないのに、並ぶ間もなく一気に抜き去った。非常に強い勝ち方で、毎日杯(GⅢ)に出てきてほしい。この馬で毎日杯を勝負してみたい。


話を戻そう、ケイティクレバーに。
この馬自体もいい競馬だった。強い。相手が悪かった。
逃げ馬だが2番手でも大丈夫。この馬は個人的に好きな馬だ。これからも末長く付き合って行きたい馬だ。春シーズンはGⅠ挑戦だろう。GⅠではちょっと足りないと思うが狙えるチャンスがあれば積極的に狙ってみたい。