京都記念(GⅡ)

◎ クロコスミア


府中牝馬S①→エリザベス女王杯②
前走は同コース同距離のGⅠでタイム差なしの2着に好走。スローの前残りだったがGⅠで好走した結果を得られた。復帰戦で狙うとこの時に決めていた。牝馬限定戦がいいと思っていたが陣営は京都記念を選択。エリザベス女王杯と同コースということを優先したか。その点(牡馬相手に戦える牝馬なのか)だけが非常に疑問だったが少頭数で展開利も見込めそうなここならなんとかならないか、と思い複勝勝負。




スタートしてうちのプリメラアスールとのハナ争いを制したものの、そこから岩田Jがかなり抑え込んでいた。レース後のジョッキーの話からもわかるように力んで走っていた。通過が63.0だが重馬場ということを考えればエリザベス女王杯よりもタイトな流れになった。その分もあって直線を向いたときにはもう手応えがほとんどないようにみえた。


終始折り合いを欠いたレースで力を出しきれず。
内からプリメラアスールを行かせて2番手の競馬でもよかったのではないか。典型的な逃げ馬というわけではなく控えても競馬ができないわけではない。前に壁を作った形でレースを進められれば、また違った結果になったかもしれない。




今回のレースから牡馬相手には通用しない。
やはりこの馬は牝馬限定がいい。ステイゴールド産駒だしエリザベス女王杯は走ったが本質的には中山や阪神などの急坂があるコースが良さそう。距離も2200mは少し長いような気もする。
次は中山牝馬Sか阪神牝馬Sだろうか。
個人的には阪神牝馬Sで見てみたいが中山の方でも好走できそうな馬ではある。




今回はエリザベス女王杯の好走に気を奪われて本質を見抜けなかった残念な馬券になってしまった。こういう馬券は減らしていかなければならない。